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2021年の「都道府県魅力度ランキング」を考察する!(2) ~茨城県が最下位という謎~

先日、「2021年の「都道府県魅力度ランキング」を考察する!(1) ~群馬県知事が不明確なランキング結果に激怒~」と題して記事を上げさせていただきましたが、今回はその第2弾。
このランキングで残念ながら茨城県が最下位になってしまいましたが、今回はそれについてフォーカスを当ててみようと思います。

改めて順位表を。

https://news.tiiki.jp/data/img/articleContents/number/4697/kenrank21_1633654590.jpeg

ご覧の通り、栃木県・群馬県・埼玉県といった北関東勢が下位に甘んじている中、茨城県は47都道府県中最下位になってしまいました。
昨年2020年のランキングでは最下位を脱出し42位になったことが話題になりましたが、再び最下位に転落してしまった形です。

茨城出身の自分としては忸怩たる思いですのでこれについて少しコメントしておきたいと思います。

県南は都心へのアクセス抜群な「トカイナカ」

今更になりますが、茨城県は関東地方の北東部に位置します。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/87/Map_of_Japan_with_highlight_on_08_Ibaraki_prefecture.svg/800px-Map_of_Japan_with_highlight_on_08_Ibaraki_prefecture.svg.png

ちなみに茨城に住んだことのない方にとってはピンと来ないかもしれませんが、土浦市つくば市といった県南部の都市だと東京都心部からの距離も群馬、栃木と比較すると圧倒的に近いんです。
東京駅から土浦駅までの所要時間が1時間強(常磐線特別快速)、秋葉原駅からつくば駅までの所要時間が45分(つくばエクスプレス快速)と僅か1時間前後のアクセスとなってるんですよね。
群馬県、栃木県と並んで「北関東3県」と称されてますが、他の2県と比較すると圧倒的な都心アクセス面での利があると言えるでしょう。

その割に1都3県と比較すると圧倒的に地価や家賃も安いので県南部は都心へ通勤する人も多く、ベッドタウンとして人気があります。
実は人口でも全国11位と北関東の他2県より圧倒的に多いんですよね。

最近よく都会と田舎を融合させた「トカイナカ」というワードがありますが、まさに茨城県南部は都心へのアクセスの良さと田舎の良さを両方持った魅力的な地域と言えると思います。

世界に誇る筑波研究学園都市

何といっても茨城県が誇る街と言えばつくば市でしょう。
県南部に位置する街で、かつて自分も住んでいました。

筑波研究学園都市として日本を代表する研究施設が集まるいわば「日本の頭脳」とも言える街です。
街並みもよく言われるのは「外国みたい」という言葉!
確かに伝統的な日本の街並みとは一線を画すような感じがしますね。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/13/Tsukuba_Center_%26_Mt.Tsukuba01.jpg

実は2021年10月23日放送のブラタモリでもつくばが取り上げられました。

これはいつもの街歩きではなく研究施設を訪問して…という趣旨の回でしたが、改めてつくばの研究施設の凄さが伝わったんじゃないでしょうか。

茨城県には世界に誇る研究都市・つくばもあるんです!

魅力的な歴史観光都市・水戸など観光スポットもたくさん

そして忘れてはいけないのが県央に位置する県庁所在地の水戸市です。

水戸市はかつて尾張藩紀州藩と並ぶ徳川御三家水戸藩として栄えました。
そのため弘道館偕楽園など徳川家にまつわる歴史的名所も多くあり、歴史好きには楽しい街だと思います。

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JR水戸駅北口で出迎えてくれる水戸黄門

その他にも牛久大仏(牛久市)や袋田の滝(大子町)など県内には観光スポットが沢山あります。

というわけで茨城県の魅力はまだまだこれ以外にも色々あります。
ちょっと最下位という結果には納得できない自分がいますね(笑)。

ただ最下位になったのは残念ですがこれを機に逆に茨城が注目されるのも逆に良いのかなとも思ったり…

コレにがってん!

魅力度最下位なんてとんでもない!茨城県には魅力がいっぱい。

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