辻仁成氏のレシピ本『パリの“食べる”スープ 一皿で幸せになれる!』が出版されました!
パリ在住の作家辻仁成氏。ここ数年ずっとTwitterで毎日の日課のように読ませていただき、勇気づけられている日本の作家さんです。もちろん小説もファンなのですが。。
今回出版されたのは『パリの“食べる”スープ 一皿で幸せになれる!』というレシピ本。
料理のレシピと食に対する情熱にはずっと魅せられ続けています。
ちなみに帯に書かれた肩書は「愛情料理研究家」となっています。
今回の本のレシピは、以前に出されたレシピ本『パリのムスコめし 世界一小さな家族のための』より親しみやすい感じです。
レシピも分かりやすく、ひとつひとつにエッセイが書かれています。そして写真も盛りだくさん。
ちなみに以前に出されたレシピ本はこちらです。実際にチャレンジもしてみたこともあります。その時に作ったのはP39の『豚肉のソテー エシャロットソースがけ』でした。
今回の「パリの“食べる”スープ」にチャレンジするには、まずブレンダーが要りそうです。そしてオリーブオイル、ニンニク、バター、白ワインなどは定番。さあ、頑張ってチャレンジしてみましょうか\(^o^)/
さらに本日11月27日、日本時間の夜20時からZOOM配信でスープ対決の実況が行われるとのことです。辻仁成Design Stories主宰「地球カレッジ」のウェブサイトからお申込みが出来ます。
コレにがってん!
心も体も温めてくれそうなパリのスープを食べる愉しみができました。
まずは『フランス風豚汁』から。
「ナマステ ガネーシャ マハル 芦屋店」でインドネパール料理のランチ!
インドネパール料理店「ナマステ ガネーシャ マハル 芦屋店」は国道2号線沿い、宮川の交差点から少し東にあります。
ここで私的には久しぶりにインドカレーのランチをいただきました。
芦屋は言わずと知れた閑静な住宅地。なので飲食店も密集していないので、パッと出会えたお店が印象的です。
店名の意味を調べてみました。
ナマステはヒンディー語でのあいさつで「おはよう」とか「こんにちは」。
ガネーシャはヒンドゥー教の神。
マハルは宮殿。
ガネーシャ宮殿へようこそという感じでしょうか。
店内もネパール料理にありがちなけばけばしさもなく落ち着いた雰囲気(けばけばしいのも好きなのですが(笑))。芦屋仕様かなと思いました。
ランチの種類も多いです。今日は日替わりを注文。
本日の日替わりは「カリフラワーとチキンカレー」でした。
スープとサラダはすぐに出てきます。その後、じっくりナンを焼いてくれるのですね。
サラダのドレッシングも食べやすくで美味しい\(^o^)/。
ナンも何気に大きい。もちろん持ち帰りオッケーです。
おはし入れとか内装とか、えっ?和風?とか思っていたのですが、カレーのトッピングがネギでした(笑)。
でも素晴らしくマッチングしていて美味しかったです。
飲み物もグッド。帰り際に「Thank you」と両手を合わせてくれた店員さん、ライスを追加注文したのに忘れていて「すみません」と山盛りの100円ライスを持ってきてくれてありがとう\(^o^)/。
またリピートしたいですね。
ちなみにカレーの辛さは5段階で選べますが、辛さが大の苦手の私が選んだ「普通」がちょっと甘かったので一段階辛めを指定した方がいいかもしれません。
これも芦屋仕様ということでしょうか。
コレにがってん!
芦屋のカレーはマイルドな美味しさ。
『第72回NHK紅白歌合戦』出場歌手の発表を受けて思うこと
先日2021年11月19日に『第72回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表になりました。
毎年この発表があると「今年もあと少しか…」という気持ちになります。
そこで今回の発表を受けて思うこと、感じたことをいくつか書き留めておきたいと思います。
出場歌手リスト
※50音順 (カッコ内は出場回数)
※初出場は太字
紅組
- AI (4)
- あいみょん (3)
- 石川さゆり (44)
- Awesome City Club (初)
- 上白石萌音 (初)
- 坂本冬美 (33)
- 櫻坂46 (2)
- 天童よしみ (26)
- 東京事変 (2)
- NiziU (2)
- 乃木坂46 (7)
- Perfume (14)
- BiSH (初)
- 日向坂46 (3)
- 松田聖子 (25)
- MISIA (6)
- 水森かおり (19)
- milet (2)
- millennium parade × Belle (中村佳穂) (初)
- 薬師丸ひろ子 (2)
- YOASOBI (2)
- LiSA (3)
白組
- KAT-TUN (初)
- 関ジャニ∞ (10)
- King & Prince (4)
- 郷ひろみ (34)
- GENERATIONS (3)
- 純烈 (4)
- 鈴木雅之 (4)
- SixTONES (2)
- Snow Man (初)
- DISH// (初)
- BUMP OF CHICKEN (2)
- 氷川きよし (22)
- 平井 大 (初)
- 福山雅治 (14)
- 星野 源 (7)
- 布袋寅泰 (初)
- まふまふ (初)
- 三山ひろし (7)
- 宮本浩次 (2)
- 山内惠介 (7)
- ゆず (12)
「ヒット曲」が生まれにくい多様性の時代に
まず感じたことはシンプルですが「時代は変わった」です。
私が幼少期の1990年代はCDが飛ぶように売れてカラオケも大ブームの時代でした。
それに呼応して大ヒット曲も1年に何曲も量産されるという一種の「音楽バブル」と言える時代だったと思います。
90年代前半から中盤にかけてのビーイングブーム、中盤から後半にかけての小室ファミリーブーム、ヴィジュアル系バンドブームなど百花繚乱のアーティストがヒットチャートを賑やかせていました。
2000年代に入ってもセールスこそ落ち込みはしたものの、宇多田ヒカル、MISIA、倉木麻衣などの歌姫ブームがそれに続きました。
その他にも中島美嘉、大塚愛、平井堅など比較的万人に浸透するヒット曲がまだ出ていたように記憶します。
2010年代に入るとAKB48やその姉妹グループが一大ブームを築きます。
その頃には既に音楽の趣味の多様化はかなり言われていましたが、それでもまだ辛うじてヒットと言える曲は年に数曲は出ていたように思えます。
ただそれすらも2010年代末頃からは出にくい傾向になってきたなあと。
まあ一部の層、クラスターに訴えかける小ヒット曲はまだ出ているのかもしれませんが、幅広い層を巻き込むヒット曲はいよいよ出にくくなった感があります。
これも時代の流れで仕方ないのでしょうか。
90年代の音楽業界の盛り上がりを知る世代からすると少し寂しくもあります。
演歌は未来には今の民謡のポジションになる?
そしてこれも近年言われていたことですがいよいよ紅白においても演歌が少なくなってきました。
中でも昨年まで連続出場していた五木ひろしの名前がないのが目を引きます。
近年も紅白常連だった北島三郎や森進一が姿を消すなどここ最近世代交代が加速しているように感じます。
演歌歌手の最年長は氷川きよしだそうでこれもビックリですよね(笑)。
単純に時代の流れで演歌を聴く層が少なくなっているという理由なのでしょう。
この流れで行くと数十年後には演歌は紅白から姿を消しているかも知れません。
まあ今まで演歌を聴かない年代が年を取ったから演歌を聴き始めるわけではないでしょうし…
もしかしたら演歌は未来には商業音楽の枠内から消えて、今の民謡のポジションになっているかも知れません。
初出場組では布袋寅泰に期待
今回の出場歌手の中で個人的に目を引くのが布袋寅泰です。
彼はこれまで今井美樹のバック演奏等で出演したことはありますが、出場歌手としては初めてとなります。
今年開催された東京パラリンピックの開会式に登場し存在感を放ったことが話題になりましたよね。
そんな活躍もあり今回の初出場に繋がったのだと思います。
歌唱曲が何になるのかも楽しみです。
王道なところでは『POISON』や『スリル』辺りでしょうか?
特別枠で桑田佳祐出場はあるか!?
もう一つ期待したいのが特別枠での桑田佳祐の出場です。
おそらく今年の数少ない幅広い層に浸透した楽曲として挙がるのが桑田佳祐の『SMILE~晴れ渡る空のように~』だと思います。
民放各局のオリンピックテーマソングとして毎日のように流れましたからね。
やはり今年1年の締めくくりとして一番聴きたい曲です!
コレにがってん!
紅白は「時代を映す鏡」。
ヒット曲の減少もある意味時代の流れなのかも。
桑田佳祐とタイアップのユニクロ「LifeとWear」のCM、『JOURNEY』を選曲するセンスに脱帽
今年2021年2月からユニクロが「LifeとWear」シリーズのテレビCMで桑田佳祐の数々の楽曲をタイアップ起用しています。
その楽曲をバックに出演している綾瀬はるかもそれにマッチしていて好印象です。
と言うより綾瀬はるか主演のミュージックビデオのような完成度です(笑)。
まず今までの"セットリスト"は以下のようになっております。
- #01.若い広場
- #02.いつか何処かで (I FEEL THE ECHO)
- #03.悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)
- #04.ほととぎす [杜鵑草]
- #05.遠い街角 (The wanderin' street)
- #06.明日へのマーチ
- #07.波乗りジョニー
- #08.Soulコブラツイスト~魂の悶絶
- #09.可愛いミーナ
- #10.JOURNEY
- #11.君にサヨナラを
- #12.SMILE~晴れ渡る空のように~
8月頃にOAされていた第8弾『Wジーンズ地下鉄篇』(楽曲:『Soulコブラツイスト~魂の悶絶』)では桑田佳祐本人も初出演し、綾瀬はるかとの共演も実現することになり話題になりましたよね。
そんな中、最近話題になっているのがこちらの第10弾『地上と宇宙篇』。
1994年にリリースされたアルバム『孤独の太陽』に収録の『JOURNEY』を選曲しています。
個人的にサザンも桑田佳祐ソロも大好きな私にとっては耳馴染みのある楽曲なのですが、これをCMで聴ける日が来るとは思ってもいませんでした(笑)。
流れたときは「おっ!」と思いましたね。
そこまでスポットライトの当たる曲ではありませんでしたが桑田ソロでは隠れた名曲だと思います。
改めてこの曲について色々調べてみるとどうやら桑田氏の亡き母への思いが込められた曲だそうです。
桑田氏は本曲が収録されているアルバム『孤独の太陽』制作時にお母様を亡くされているそうで、そのことが本曲以外にもアルバム全体の世界観に大きく影響を与えていると思われます。
私がこの曲に初めて出会ったのはベストアルバム『TOP OF THE POPS』で、その当時は「素朴でしんみりする良い曲だな~」という感想でしたが、改めて「母の死」という背景を知りながら聴くと歌詞に心が動かされます。
『JOURNEY』というタイトルは「自分の母親と一緒に歩んだ数十年の人生の旅」を表しているんだなあと。
母の死に直面し揺れ動く内面を繊細に表現していますよね。
このサビのフレーズがなんだかんだで印象的です。
とうに忘れた幼き夢はどうなってもいい
あの人に守られて過ごした時代さ
遠い過去だと涙の跡がそう言っている
こんな隠れた名曲に改めて陽の光を照らしてくれたユニクロさんには脱帽です。
また今後の選曲にも注目ですね!
コレにがってん!
JR京葉線新駅の「幕張豊砂」というネーミング、無難でまずまず好反応な模様
先日、2021年10月29日にJR京葉線新習志野駅と海浜幕張駅の間に開業予定の新駅の名前が「幕張豊砂(まくはりとよすな)」と発表されました。
ちなみにこの駅名を決めるにあたって公募されており、1位は「幕張新都心」、2位は「新幕張」、3位は「幕張ゲートウェイ」で「幕張豊砂」は13位だったそうです。
JR東日本管内の新駅で記憶に新しいものと言えば2020年3月14日に開業した高輪ゲートウェイ駅がありますが、こちらは色々と批判の声が多く「分かりにくい」だったり「ダサい」だったり当初の評価は散々だった記憶があります。
それと比較すると「幕張豊砂」というのはいささか地味ではありますが、まずまず無難にまとまったかなという感じがします。
世間的にも好反応な模様です。
こちらの記事では「平凡だけど優れている」、「駅名として安定感」と評されております。
さらにツイッターでも以下のように高輪ゲートウェイの時とはうって変わって評価する意見が多数です。
幕張新駅ウェイだの変な横文字入らないで良かったと思うよ。知名度がないとか言うが新しい駅なんだから知名度もクソもないと思うけど。
— 志摩吉米 (@evening400) October 29, 2021
[書いたよ] 保守的な名前だけど、こういうのがいいんだよ
— 杉山淳一(書き鉄) (@Skywave_JP) November 7, 2021
JR京葉線の新駅「幕張豊砂」幕張ゲートウェイにならなくて良かった - 鉄道ニュース週報(301) | マイナビニュース https://t.co/cpdpDe9Urt
ちなみに今回の「幕張」と「豊砂」を組み合わせたような「大地域名+小地域名」のパターンの駅名は他地域にもそれなりにあるんですよね(ただし大地域名が旧国名の場合以外で)。
そういう意味でも非常にバランスの取れたネーミングになったのではないでしょうか。
開業は2023年春だそうで今からどんな駅になるか楽しみですね!
コレにがってん!
やはり駅名は「公共物」とも言えるので「奇抜さ」よりも「安定感」があるものが良い。