Google ChromeのアップデートによりGoogleアカウントのパスワードが保存できなくなった件
普段ネットサーフィン等をするときにはもっぱらGoogle Chromeを使うようにしているのですが最近どうしてもスッキリしない問題にぶち当たってしまいました。
Google Chromeで起きた問題とは?
それはGoogleアカウントのパスワード保存ができなくなってしまった問題。
通常Google Chromeでは、まだブラウザ内にパスワード保存されていないアカウントでログインしようとした場合、以下のようなポップアップウインドウが表示されてパスワード保存するかどうかを選択することができます。
以前だとGoogleアカウントにログインするときは必ず出ていたのですがいつのまにか出なくなってしまいました。
Google以外の他のサイトで試してみると今まで通り普通に保存できたのでますます困りました。
色々とこの症状に対する対処法をネット上で探してみたところ一応それについての記事を発見。
しかしどれを試してみても相変わらずパスワード保存のポップアップは出ないまま。
別の記事では「URL表示の左の鍵アイコンをクリックするとポップアップが出る場合がある」との対処法も書かれていましたが、そもそもこの鍵アイコンすら出ません。
完全に八方塞がりの状態だったので次の手を打つことにしました。
原因究明のため色々と実験を
そこで条件を変えて実験してみることに。
同じPCにインストールされたMicrosoft Edgeで試してみたところすんなりパスワード保存することができてしまいました。
つまりこの時点でウェブページ自体が保存できない仕様になっている可能性は消えました。
さらに以前使っていた別のPCでも試してみることに。
最新のGoogle Chromeのバージョンは91.0.4472.124なのですが、このPCのGoogle Chromeのバージョンは89.0.4389.90と少し前のバージョンです。
もしかしたら…と思い試してみるとやはりパスワード保存に成功。
次に最新バージョンに更新してみると今のPCと同様にできなくなってしまいました。
以上のことからGoogle ChromeのアップデートによりGoogleアカウントのパスワード変更ができなくなったことが確定!
これが意図した仕様変更なのかバグなのかは現時点では何とも言えません。
面倒なパスワード手入力を避ける方法とは?
ただ、Googleアカウントにログインするときはその都度パスワードを手入力、というのも面倒ですよね。
ログイン時にパスワード保存ができないとなると別の保存方法を考えなくてはなりません。
そこで活躍するのがパスワードのインポート機能です。
パスワードのインポート方法に関しては以下の記事に分かりやすくまとめられているのでこちらをご参照ください。
なおパスワードをインポートする際のファイルですが、CSV形式のファイルとなっています。
CSVファイルはいくつかのデータ項目をカンマ「,」で区切ったファイルで、メモ帳で簡単に作成、編集することが可能です。
この際には、Googleアカウントのユーザー名とパスワードを以下のように記述してください。
accounts.google.com,https://accounts.google.com/signin/v2/sl/pwd,**********@gmail.com (ユーザー名),********** (パスワード)
この記述を含んだCSVファイルをインポートすることでGoogle Chromeにパスワードを記憶させることができます。
コレにがってん!
Google ChromeでGoogleアカウントが保存できなくなったのはブラウザのアップデートが原因。
現時点ではパスワードのインポート機能が有用!